こんばんは、日々yogaインストラクター 丸山陽子です。
今日は、私がずっとヨガを学んでいる学校で、
ヨガインストラクター養成講座の卒業試験が行われるということで
激励の意味も込めて生徒役で参加してきました。

昨日と今日の2日間で、1日5時間続けて行われます。
一人の養成生が20分の持ち時間でクラスを指導するという設定で行われ、
直前までどのパートをやるのかわからないのでみんなの緊張は相当なものです。
http://www.indianetzone.com/photos_gallery/21/Tandav_18137.jpg
5時間、10人の先生役の方々の指導を受けて、くたくたになりましたが、
皆さんの初々しい気持ちや、一切妥協のない、ヨガへの情熱にとっても感動しました。

そんな中で、ヨガ発祥のインド、ヒンドゥー教で割と主要な神様「シバ神」のことを考えていました。
シバ神は、破壊の神です。
破壊というと、戦争や争い事を思い浮かべるので、なぜそんな物騒な神様が必要なんだろうと思っていました。

私たちは長く生きていて、いろいろなことを経験していると、その生活に慣れきってしまって、
初心を忘れてしまったり、楽なほうに流れてしまいがちです。
もちろんそれは「確立」という成果でもあるのですが、ついつい、些末なことをないがしろにしてしまったり、
大切なことを聞き流してしまったり、その結果、他人に不快な思いをさせてしまうこともあります。
そういった、「癖」を壊して、また初心を取り戻すために、破壊の神がいるのだなと、感じました。

私も教えさせていただく立場になって、生徒であった時の気持ちを忘れがちだったり、
全く初めてヨガやバレエを習おうとキラキラしている方たちの、「わからない!!」を
理解することを怠ってしまったり、そんなことがなかったかを考え直す良いきっかけになりました。

また明日から、新しい気持ちで、ヨガを教えさせていただきたいなと思います。
本当に、みずみずしい1日でした。
ナマステ。