こんにちは、日々yoga丸山陽子です。

ヨガでは、呼吸をとても大切にしています。
イシュタヨガでは、鼻が詰まっていてつらければ口呼吸でも大丈夫ですと申し上げますが、基本的には鼻で呼吸することが多いです。

近年、ほうれい線が目立ってしまっていたり、口元が緩んで開いてしまっていたり、若いのに顔の筋肉が緩んでたるんでしまっていたり、歯並びが悪くなってしまうという事象が増えているようです。
それが、口呼吸による弊害だと言われています。

口で呼吸すると風邪やインフルエンザなどの菌が、粘膜のフィルターを通さずに直接体内に入り込むため、病気にもなりやすいです。
小さい子供は体の構造上、また免疫力が十分でないため鼻が詰まりやすいです。
それを放っておくと、口呼吸の癖がついてしまい、将来的に始めに書いた弊害が起きやすいです。
子供の鼻づまりは、こまめに鼻を吸う、加湿を十分にするなど、適切に対応してあげると良いですね。口で呼吸する期間をなるべく短くしてあげたいです。

口呼吸で常に口を開けていると、顔の筋肉が緩みっぱなしです。
一度口をだらっと開けて、下の力も抜いてみてください。
それから口を閉じ、下の先を上の前歯の裏の、付け根のあたりに添えてみましょう。
少し口角が上がって口元、頬が引き締まりませんか?
これが、正しいポジションです。

ヨガのクラスを受けていただくのも、鼻呼吸の練習になります。
イシュタヨガでは、個人個人のペースにあったアサナを行いますので、呼吸が苦しくなって口でハァハァしてしまうということはありません。
鼻でしっかり、深く呼吸をする方が、身体中の細胞に空気をお送り代謝の良い体づくりの役に立ちます。
鼻の呼吸が苦手な方も、一度体験してみてはいかがでしょうか?
お待ちしております!