こんばんは。
日々ヨガインストラクター、丸山陽子です。

今は夜。
体の中を流れる自律神経の回路は副交感神経に切り替わっている時間です。
昼間、たくさん活動して頑張った筋肉は、優しく緩み、お休みモード。
血管も広がって、血圧も低くなり心拍もゆっくりになります。
反対に、内臓の活動は活発になる時間です。

夜は、あまり食べると胃が重くなるので、胃の働きなどが弱まると思われがちですが、
実は反対で、消化が活発になるため、昼間に比べて胃に入ったものを全て分解吸収してしまうがために
体に良いものも悪いものも蓄積されてしまうのです。
さらに、排泄機能は低下するため(汗もきづらいし)
糖や脂肪の多いものも、昼間よりも溜め込んでしまいます。

逆に、たんぱく質など、体にとって良い物、普段吸収しづらいものは、
摂取すると良いですね。
副交感神経が優位になると、体も修復されやすいです。
筋肉を作る元になるたんぱく質を、寝ている間にきちんと吸収させることは筋肉の生成にも役立ちます。

そして、体がリラックスすると、セロトニンという、「幸せホルモン」が脳から分泌されます。
ストレスに打ち勝つためにもこのホルモンはとても重要です。

セロトニンは、ウォーキングやジョギングなど、一つのことを繰り返す動作、
誰かと競うのではなく、自分と向き合って行う行動で分泌されます。
ヨガのアサナや呼吸法もとても効果的で、瞑想法は特にセロトニンの分泌に効果があると
研究でも結果が出ています。

ちょっとソワソワしている夜、なんだか寝付けないなぁという時には、ヨガを
思い出してみてくださいね。

明日からまた1週間、皆様が軽やかに過ごせますように。