夏休みも終わりに近づいてきましたね。

とにかく、早く過ぎ去って欲しい!と言うママのお話もチラホラ。

小さな子が家にいて、小学生や幼稚園の子供がさらに加わるとてんやわんやで

喧嘩もするそう、常にどちらかが泣いたりぐずったり騒いだり。。。

そんな影響でしょうか、お子さんを一時保育や「キッズ」「はまっこ」(横浜市の小学校が

導入している民間の学童)に預けて一人でヨガにいらっしゃるママがチラホラ。

ママは、まだママになって数年しか経っていないのに、

まるで人格そのものが「ママ」であることを強いられる、辛い立場でもあります。

だからこそ、一人でヨガにいらしたママには

「アヒムサ非暴力」お話をします。

非暴力とは、他人に暴力を振るわないと言う意味だけでなく、自分にも暴力を振るっては

いけません、という、ヨガの言葉です。

産前産後のママは、命を生み出し、育んで、慈しんで世に送り出し、産まれてからは24時間命を

守っています。

そんな大変なことをやってのけているママだって、数年前までは

満員電車に乗って仕事に行き、友達とお洒落なお店でランチして、

キラキラした話題に、雑誌で見た洋服を買ったり。。。自分のこと以外を考えることがあっただろうかと

思うくらい、自由を謳歌していたでしょう。

それがいきなり、ガラリと人生が変わり、愛おしいものが増え、守るべきものは自分ではなくなった。

それまでの自分は、目立たない箱に入れて、そっとしまっておいて、たまには開けてみるのも

いいんじゃない?って思いながら数年が経つ。。。

そんなママは、普段よりももっと、優しさを、自分に送ってあげて欲しいと思います。

少しくらい栄養が偏ったって、洗濯物が溜まったって、洗い物ができなくたって、

ママが、優しい私でいられたら、それが幸せです。

目を閉じて、少しだけ、呼吸の音を聞いてみて。

子供達がここまで大きくなったのは、その一呼吸一呼吸があったから。

今は優しく、今の、ありのままの自分を愛おしいと思う時間にしましょう。